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「なにを食べるべきか」を読んで食の安全を考える
マクロビオティック以外の食の本、今度は丸元淑生の「何を食べるべきか」を読みました。栄養学ジャーナリストで、料理本も出している丸元淑生。てっきり健康のためにはあれを食べよう、これを食べようという本かと思って手にしましたが、その予想は嬉しく裏切られました。

この本を貫いているのは「人間にとって最適な食事とは何か?」という問いかけですが、それは「人間が健康を保つための食事」であるだけでなく、環境を破壊しない、資源を浪費しない、したがって人類を永続的に繁栄させる食事でもあるということです。そこで話は、変わりつつある農業の姿から始まります。

最近ではあまり報じられることのない米の自由化問題ですが、米が自由化された時に何がおきるのでしょうか。

この本によれば、外国産の米が入り込むことよりも、企業の参入の方がより問題視されています。米の生産に企業の競争原理が持ち込まれるためです。

競争は工業製品のように良質な製品を安価に提供するのではなく、栄養価が低いばかりが害をもたらす農産物を市場に出回らせるという大きな不利益を消費者にもたらす、ということが多数の文献を引用して切々と訴えられています。

特に、米国のトマトの例は具体的で恐ろしく感じました。
品種改良によって完熟時期が一斉化された、傷つきにくい硬い皮の、酸味の少ないトマトが作られ、農薬によって赤く見た目に美しく栽培される。そして、一斉に機械的に収穫され、保存料づけにされて缶詰やトマト加工品となって海を渡ってやってくるのです。

缶詰のトマトって、安いですよね。生のトマトは高いのに。う~ん、そういう訳ですか。輸入トマトの缶詰はもう買えないです。

また、この本では機械化・大規模化された農業が環境を破壊すること、農産物の値段をぎりぎりまで下げることで零細な家族経営農家を淘汰してしまうことなどが述べられています。

確かに、主食である米でこの本に書いてあるとおりのことが起きれば、日本人の食べる米自体も農家も激変するでしょう。

でも逆の流れもあると思います。私は有機野菜の宅配をとっています。子育て中の友人たちの多くも割高であっても有機野菜、国産野菜を選択しています。そして有機野菜を生産する農家、扱う企業は増えているように思われます。

ということは、とにかく安い農産物を大量に提供する、というのでなく、割高だけど安全で美味しいものを提供する、というビジネスモデルが成立している、儲かる、ということでしょう。局所的には企業原理も良い方に働くのだと思います。

とはいえ、加工食品や外食産業では安価な材料が使われるし、あんまり高いと有機野菜も買う気がしません。安全でお手ごろな食材が簡単に手に入る、そんな社会になってほしいものです。そのためには、やっぱりそういった食材を選択、購入することで生産者を支えるってことでしょうか。結構、家計もタイヘンなんですけど。
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【2005/09/13 17:52】 マクロビオティック | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
そうなんですよね。
手ごろにいい野菜が買える世の中にならないのでしょうか?
消費者が変わるのが一番なんでしょうけど・・・。
【2005/09/13 20:47】 URL | yutbo #-[ 編集] | page top↑
食材が足りなくて近所の普通の八百屋で買うと半額程度に安いことがあって愕然とします…。洗剤なども安全なものは高いですよね。ぼったくられてるんじゃあないか?と思うときもあります(笑)。
【2005/09/18 17:37】 URL | yokopi #-[ 編集] | page top↑
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